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あらすじ(転載)
フェイスブックにおけるオペレーションの自動化戦略を、同社のエンジニアリング担当バイスプレジデントが語る。その根底には「優秀人材を活かす」という明確な意図が見られた。
要約
- 単純で些細で退屈なシステムの修復作業は自動化されており、エンジニアは新しいサービスの設計や、機能の高速化などのやりがいのあるテーマに挑戦できる
- システムの自動化は属人化を防ぐこともできるため、結果的に仕事全体のフローが整い、例えば3〜4ヶ月かかっていた作業が1週間未満で終わることもある
- 有能な人材に自社に愛着を持ってもらい、自社で成長してキャリアを積み、長いスパンで共に歩んでもらうためには、燃え尽きや退屈な仕事への不満をなくすことが有効である
感想
私自身、そこそこ大きめで有名な企業に勤めてきたが、優秀な人が「仕事がつまらない」で辞めていってしまうケースは本当によく耳にした。優秀な人材をいかにしてつまらない仕事から解放するのかというのは、馬鹿にできない大きな問題だと思われる。
似たケースとして、つい先日joinした転職先で、「単純作業をやってくれる専任の人」が私と同時に雇われるということが起きたばかりだったので、非常にタイムリーな話題だった。
「あなたの仕事はあなたにしかできないので、単純作業はこの人に依頼してね」との説明があったのだが、そんな贅沢な採用が存在していいのか!? と驚くと共に、その効用を噛み締めている毎日である。
全く難しくなく、ひたすら時間がかかり、ものすごくつまらないあの仕事もこの仕事も、全部お任せできる…。その素晴らしさたるや筆舌に尽し難い。
私は単純作業が非常に苦手で、これまではそういった作業をするたびに、CPUが常に100%に到達してブーンとファンが唸り声を上げてる時のあの状態になっていた。
そんな作業から解放されて、前職の5倍くらいのスピードで仕事ができている実感がある。それに「あなたの仕事はあなたにしかできない」なんて嬉しいこと言われたら、脳味噌がしぼりカスになるまで知恵を絞りたくなってしまう。私はあの一瞬で弊社が大好きになった…。
と…、本当にただの感想文になってしまったが、「あなたには能力があるのよ。だから、つまらないことは機械に任せて、先のことを考えてね」なんて言われたら、御社 or 弊社大好きになってしまうくらいのことは普通にあるのだ。
世の中から全てのつまらない仕事が消えますように。